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予防接種・ワクチン

名古屋市緑区作の山町にある「さくのやま内科・呼吸器内科」では、インフルエンザワクチン、高齢者肺炎球菌ワクチン、帯状疱疹ワクチン、新型コロナワクチンなどの各種予防接種を実施しています。予防接種は感染症の発症や重症化を防ぐだけでなく、周囲の大切な方への感染リスクを減らすためにも重要です。特に呼吸器疾患や糖尿病などの持病をお持ちの方は重症化しやすいため、計画的な接種をおすすめしています。名古屋市の公費助成制度にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

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予防接種の役割と感染症予防の重要性

予防接種は、あらかじめ病原体の毒性を弱めたり無力化したりしたワクチンを接種することで、体内に免疫(抵抗力)をつくり、感染症の発症や重症化を防ぐ医療処置です。

ワクチンを接種しておくことで、病気にかかりにくくなるだけでなく、万が一感染した場合でも症状が軽く済む効果が期待できます。特にご高齢の方や基礎疾患をお持ちの方は、肺炎などの重篤な合併症を防ぐために日頃からの備えが大切です。

当院では、患者さん一人ひとりの健康状態や年齢、過去の接種歴に合わせて、適切な接種スケジュールをご案内しています。感染症全般のご相談については「一般的な内科の病気」のページもあわせてご覧ください。

インフルエンザワクチンの接種と公費助成

インフルエンザワクチンは、季節性インフルエンザの流行期に備えて接種するワクチンです。

2026年は10月1日から接種開始としており、流行前の接種が推奨されます。

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インフルエンザウイルスに感染すると、高熱や関節痛、強い倦怠感などが急激に現れます。気管支喘息やCOPDなどの呼吸器疾患をお持ちの方は、気道の炎症が悪化して重症化しやすいため注意が必要です。

持病の治療と並行した感染対策については、「ぜんそくの治療」のページや「COPD(肺気腫)の治療」のページもご参照ください。

名古屋市のインフルエンザワクチン公費助成について

名古屋市に住民登録があり、以下の条件に該当する方は自己負担金1,500円で接種を受けていただけます。

  • 接種日に65歳以上の方
  • 60歳から64歳で身体障害1級相当の心臓・腎臓・呼吸器機能障害などがある方
  • 生活保護受給者または市民税非課税世帯の方(所定の証明書の提示が必要です)
  • 中国残留邦人等支援給付を受けている方

公費助成の対象とならない方の任意接種費用は3,600円(税込)です。インターネットまたは受付窓口にてご予約を承っています。

高齢者肺炎球菌ワクチンの定期接種と選び方

肺炎球菌ワクチンは、成人の細菌性肺炎の原因として最も多い「肺炎球菌」による重症感染症を予防するためのワクチンです。

肺炎は日本人の死亡原因の上位を占める疾患であり、日常的にかかる肺炎の多くに肺炎球菌が関与しています。特に「糖尿病の治療」のページで解説している糖尿病をお持ちの方や、呼吸器・心臓に持病がある方は免疫力が低下しやすいため、事前の予防が強く推奨されます。

名古屋市の助成対象と自己負担額

名古屋市の助成制度を利用できるのは、今までに一度も高齢者肺炎球菌ワクチンを接種したことがない方に限られます。2026年(令和8年)4月1日からは、より多くの菌種に対応するプレベナー20が公費助成の対象となっています。

対象者 区分 自己負担金(税込)
65歳の方 定期接種 5,600円
66歳以上の方 任意接種(名古屋市独自の助成) 5,600円

60歳から64歳で心臓や呼吸器等に重い障害がある方も対象となる場合があります。また、生活保護受給世帯や市民税非課税世帯の方は費用免除制度が適用されます。

ワクチンの種類と特徴

現在使用されている主な肺炎球菌ワクチンには以下の種類があります。接種歴や年齢に合わせて適したワクチンをご案内いたします。

プレベナー20 標準的な選択肢であり、20種類の血清型をカバーします。助成なしの場合は11,000円(税込)です。
キャップバックス 成人向けに開発された広範囲を予防できるワクチンです。任意接種(全額自費)の場合は14,000円(税込)です。

接種当日は、マイナンバーカードや運転免許証など、住所と年齢が確認できる書類をご持参ください。

名古屋市での帯状疱疹ワクチン接種ガイド

帯状疱疹は、水ぼうそうにかかった後に体内(神経節)に潜伏していたウイルスが、加齢や疲労、ストレスなどによる免疫力低下をきっかけに再活性化して生じる病気です。

体の片側に帯状の赤い発疹と強い痛みが現れるのが特徴で、皮疹が治まった後も神経の痛みが長期に残る帯状疱疹後神経痛(PHN)へと移行することがあります。50歳を過ぎると発症リスクが高まるため、ワクチンによる事前の予防が大切です。

ワクチンの種類別比較(ビケンとシングリックス)

帯状疱疹ワクチンには、生ワクチンの「ビケン」と、不活化ワクチンの「シングリックス」の2種類が存在します。

項目 ビケン(生ワクチン) シングリックス(不活化ワクチン)
接種回数 1回 2回(2ヶ月間隔)
助成後の自己負担額(税込) 4,200円 21,600円(2回分合計)
予防効果(接種後1年) 約6割 約9割
予防効果(接種後5年) 約4割 約9割
予防効果(接種後10年) - 約7割

名古屋市に住民登録がある満50歳以上の方は、生涯に1度のみ名古屋市の費用助成を利用できます。それぞれの特徴や持病の有無を考慮し、医師と相談の上で選択していただけます。

各種予防接種の料金一覧

当院で実施している主な予防接種の料金表です。価格はすべて税込表記となります。

ワクチン名 区分・対象 料金(税込)
インフルエンザワクチン 名古屋市公費助成(65歳以上等) 1,500円
インフルエンザワクチン 任意接種(一般) 3,600円
高齢者肺炎球菌(プレベナー20) 名古屋市公費助成(初回接種) 5,600円
高齢者肺炎球菌(プレベナー20) 助成なし(自費) 11,000円
成人用肺炎球菌(キャップバックス) 任意接種(自費) 14,000円
帯状疱疹ワクチン(ビケン) 名古屋市公費助成(50歳以上) 4,200円
帯状疱疹ワクチン(シングリックス) 名古屋市公費助成(50歳以上・2回分) 21,600円
新型コロナワクチン 名古屋市公費助成あり 7,700円
新型コロナワクチン 助成なし(自費) 16,000円

その他のワクチンや記載のない予防接種をご希望の場合は、事前に当院までお問い合わせください。

予防接種に関するよくあるご質問

Q1. 過去に帯状疱疹にかかったことがあってもワクチンは打てますか?

A1. 過去に罹患したことがある方でも接種可能です。帯状疱疹は再発することがあるため、免疫を強化して再発や神経痛を予防するために接種を受けられる方が多くいらっしゃいます。

Q2. 風邪気味のときでも予防接種は受けられますか?

A2. 37.5度以上の発熱がある場合や、急性疾患で体調が優れない場合は接種を見合わせる必要があります。接種可能かどうかは当日の診察時に医師が慎重に判断いたします。

Q3. 複数のワクチンを同時に接種することは可能ですか?

A3. 医師が必要と認めた場合は同時接種が可能です。組み合わせや接種間隔について確認いたしますので、ご希望の際はご相談ください。

院長より

さくのやま内科・呼吸器内科の院長、岩田晋です。私は日本呼吸器学会専門医、日本アレルギー学会専門医、日本呼吸器内視鏡学会専門医という3つの専門医資格を持つ医師として、呼吸器疾患を中心に幅広い診療を行っています。

呼吸器疾患やアレルギー疾患、生活習慣病などを抱えている方は、感染症にかかった際に呼吸機能の低下や持病の急激な悪化を招く危険性があります。そのため、日頃の治療管理と合わせて、ワクチンによる感染予防をしっかり行うことが非常に大切です。

名古屋市緑区作の山町周辺にお住まいのみなさまが安心して日常生活を送れるよう、丁寧な問診とご説明を心がけております。ワクチンの選び方や接種のタイミングで迷われた際は、どうぞお気軽にご相談ください。詳しい医師の経歴や診療方針については「ご挨拶」のページをご覧ください。

この記事の監修医師

岩田 晋

医療法人ひといき
さくのやま内科・呼吸器内科
院長・理事長・医学博士

日本呼吸器学会専門医、日本アレルギー学会専門医、日本呼吸器内視鏡学会専門医という3つの専門医資格を持つ、呼吸器疾患のスペシャリストとして、地域のみなさまの「健やかな呼吸」を支えることを使命としています。

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