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喘息吸入薬で声がかすれる?その原因と対策について

[2026.04.05]

喘息治療では、現在吸入ステロイド薬が中心となっています。この治療を行っている方の中には、「声がかすれる」「声が出しにくい」といった副作用を感じる方がいらっしゃいます。実際、吸入薬を使用している方の約5〜20%に声枯れがみられるといわれています。

吸入ステロイド薬で声がかすれる主な原因

吸入薬による声枯れには、主に以下の3つの原因が考えられます。

薬剤の直接的刺激 吸入した薬の粒子や噴射ガスが声帯に付着すると、のどが乾燥したり、軽い炎症やむくみを起こしたりすることがあります。
口腔カンジダ症 ステロイドがのど周囲の免疫を一時的に弱めることで、カンジダ(真菌)が増殖し、声帯の動きが悪くなって声が濁ることがあります。
声帯の筋力低下 薬が声帯の筋肉に付着して働きが弱まると、ギターの弦が緩んだような状態になり、息が漏れてハスキーな声になります。

声枯れを防ぐための効果的な対策

副作用を防ぎながら治療を続けるために、以下の4つの対策を心がけましょう。

  1. うがいを徹底する
    吸入直後に「ガラガラうがい」を3回以上行い、のどに残った薬をしっかり洗い流してください。
  2. 吸入前に水分を摂る
    あらかじめ水を飲んでのどを潤しておくことで、薬の粒子が声帯へ付着するのを防ぐことができます。
  3. 吸入方法を見直す
    強く吸い込みすぎず、ゆっくり吸う、または複数回に分けて吸入することで、のどへの負担を軽減できます。
  4. 医師による薬剤調整
    吸入薬の種類やデバイス(器具)を変更することで改善する場合もあります。担当医や薬剤師に相談しましょう。

継続的な治療のために大切なこと

これらの対策に「唯一の正解」はありません。個々の症状や生活スタイルに合わせて調整していくことが、治療を成功させる鍵となります。

最も重要なのは、自己判断で治療を中断しないことです。気になる症状があれば遠慮なくご相談ください。患者様にとって無理なく続けられる治療法を一緒に考えていきましょう。

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