メニュー

ぜんそくの治療

ぜんそく一般的に「ぜんそく」と言われる病気は正確には「気管支喘息(きかんしぜんそく)」という疾患で、空気の通り道である気道に慢性的な炎症が起こり、気道が収縮して狭くなる病気です。咳や痰が繰り返しでたり、呼吸が苦しくなる症状が見られます。発作的に喘鳴(ゼーゼーやヒューヒューと音を立て息苦しくなる状態)がでるなど命に関わる症状が出ることもあります。

ぜんそくの原因は様々ですが、多くは色々な物質によるアレルギー反応の結果発症すると言われています。その他にも運動や薬剤、天候が原因となって発症することもあります。

検査について

検査には大きく分けて肺機能検査と採血での検査があります。

肺機能検査については、当院では呼気一酸化窒素を測定することで診断、評価を行っています。

nioxvero

ぜんそくは気道の炎症が原因であり、その評価が重要です。この機械はおよそ10秒間息を吐いて頂くことでその炎症状況を数値で評価・確認できます。

この数値がある一定以上高値の場合喘息の可能性が高く、治療をお勧めすることがあります。

採血を行うことによって、喘息の原因の一つであるアレルギーを確認します。

原因がはっきりすることで、これを回避して発作のない生活を送ることができる可能性が高くなります。

 

治療について

ぜんそくの治療としては、気管支の炎症を抑え込むことが基本となります。炎症を抑える薬として吸入ステロイド薬が出現することによって喘息患者の死亡者は格段に減少しました。また、症状により気管支拡張作用のある吸入薬を追加で使用することも有効です。さらに重症の方には注射を行うことで発作のない生活を提供できるようになってきています。ただ、命に関わる重篤な状態に陥ることもあり、その際には入院をして治療することをお勧めする場合もあります。

ぜんそくは、小児期の代表的な呼吸器疾患として考えがちですが、成人になって発症することも多い疾患です。咳が続く、息苦しいなどぜんそく症状が疑われる場合は、ぜひ当院でご相談ください。

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME